グラウンドアップ通信2018年10月号

* パーキンソン病の薬のいろいろ *

いつもお世話になります。センター北駅近くで、「リハビリスタジオ グラウンドアップ」、「グラウ ンドアップ訪問看護ステーション」を運営しています、代表の髙山雄介です。

パーキンソン病は、神経伝達物質である、ドパミンが減少すること、また同じ神経伝達物質であるアセチルコリンとのバランスが崩れることにより、脳から全身の筋肉へ指令が伝わらないため、固縮(筋 肉のこわばり)、無動(動きがない)などの症状が起こります。 パーキンソン病の薬の中には、1ドパミンを補充する薬(ドパミン自体を増やす)、2ドパミン受容 体を活性化する薬(ドパミンを受け取る側を刺激する)、3ドパミンを長続きさせる薬(ドパミンが分 解されるのを防ぐ)など様々な機能を持った薬があります。

L-ドパ合薬は現在のパーキンソン病の治療の中心と なる薬です。L-ドパ合薬はパーキンソン病の症状を すべて改善してくれる高い効果を持つ薬ですが、 使用する量を増やしていくうちに「ウェアリング・ オフ」、「ジスキネジア」と呼ばれる症状を引き 起こします。この副作用を避けるため、他の薬と 併用して、L-ドパ合薬の量が少なく調整されています。

【ウェアリングオフとは?】

L-ドパ合薬を5~6年以上使用していると、薬の効果が弱まってしまう現象です。1日のうちで、薬が効く時間と、効かない時間とが交互に出て、症状の日内変動を起こします。原則として1日300mgを最大量とするのが適切とされています。ドーパミンアゴウェアリング・オフを防ぐため、上記②、③のような薬を併用することが多いようです。

ジスキネジアとは、無意識に首や手がクネクネ勝手に動いてしまう運動です。脳内にドパミンが過剰に供給されて起こるもので、L-ドパ合薬の量を減らすことで改善します。

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