グラウンドアップ通信 2016年1月号
〈食べ順ダイエットと糖尿病〉
こんにちは、お世話になりますセンター北駅の近くでリハビリデイサービスを行っています、
「リハビリスタジオ グラウンドアップ」代表の髙山雄介です。今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、お正月中に食べ過ぎ・飲み過ぎという方もいらっしゃるかと思います。昨年末に「食事の際にお米より魚や肉料理を先に食べることで、胃の運動を緩やかにし、食後の血糖の上昇を改善する」という研究が関西電力医学研究所より発表されました。
糖尿病の進展・合併症の予防には食後の高血糖を抑えることが肝要だとされています。研究では、2型糖尿病患者、健康人ともに、魚・肉を先に食べると食後4時間の血糖値の上昇が抑えられ、血糖変動が平坦化することがわかりました。
この「食べる順番」の工夫は、会席料理で前菜に続いて刺身・焼き魚・煮魚などの魚料理、最後に米や果物を出す方法に見られる古来からのものだと指摘されています。(care netより引用)
また運動においては、食後30分以内に、座ったままシリコンチューブを使って行う、「ブルーエクササイズ」を行うことで、食後の血糖の上昇を抑えることがわかっています。
色々な方の食事の際の食べ順を見ていると、汁物を飲んでからご飯を食べる、
ご飯から食べる、野菜から食べる、メインの肉から食べる、など食べ順は本当に様々
です。食べ順を意識するだけで効果が得られるので、すぐにでも始められ、
ブルーエクササイズと併せて、生活に取り入れやすい方法だと思います。