グラウンドアップ通信 2016年4月号
〈肩こりと浅い呼吸〉
こんにちは、いつもお世話になります。センター北駅近くで、〝姿勢から生活機能を改善するデイサービス〟リハビリスタジオ
グラウンドアップを運営しています、管理者の髙山雄介です。よろしくお願い申し上げます。
さて、肩こりに悩む方は周りにいらっしゃいますでしょうか?厚生労働省の調査によると、人口1000人に対して、肩こりの症状を訴え
る女性が130人、男性が60人という調査結果があります。また女性の肩こり人口は20代から50代で65%に達するとも言われています。
肩こりの原因は様々ですが、その一つに横隔膜を使った、正しい呼吸を行えていないことがあります。人間の肺自体には筋肉がなく、
横隔膜が収縮することで呼吸をすることができます。しかし、この横隔膜を十分に使えず、副呼吸筋と呼ばれる首周りの筋肉を、過度に
使った浅い呼吸を、行っている方が多く見られます。
人は1日に約20,000回呼吸をしています。首周りの筋肉を使う呼吸を毎日2万回行っていると、筋肉が常に緊張状態になり、血流が
乏しくなり痛みが生じます。
○息を吸う・横隔膜が収縮して下に下がる → 空気が肺に送り込まれ深く吸うことができる
✖️息を吸う・首周りの筋肉で肋骨を上に引き上げる → 横隔膜が働かなくても空気が入ってくる、
空気が少ししか入ってこない → 浅く速い呼吸 → 首周りの筋肉をより緊張させる
グラウンドアップでは、正しく深い呼吸を行うためのエクササイズを行っています。
【簡単⁉︎呼吸エクササイズ】
方法:①胸とお腹に手を当てる。
③10秒間かけて息を吐く。胸とお腹は同時にしぼんでいく。
目的:横隔膜を働かせる深い呼吸を行う。胸とお腹に同時に
効果:息を長く履くことで横隔膜をリラックスさせ、動きを促進する
注意点:胸を反らせたり、顎をあげたりしないように、リラックスして息を吸う。